日々インターネットをしているといろいろなひとがいるなと思う。
精神を崩した人の日記を読んでいると、
なんだか大変だなあと思う。
そういうところには、参加するほうが疲れるから、
滅多に見ないし、書き込みなどもしない。
不特定多数がみるところだし、
やはり、からだの病気もだけれど、こころの病気はもっと、
自分で立ち直っていく要素が強いような気がする。
こころが弱いとかで、悩むことはないと思う。
個性だと思うし、こころが弱ければほかを強くすればいい。
実際、ひとが壊れるのなんて簡単だ。
そして、間にひとが介せば、そこから立ち直るのも簡単だ。
慰めではない、必要なひとことを、必要なときに言ってもらえれば、
そこからきちんと自分で考えて、自分をどういう方向に持っていくかを考えれば、
きちんと独り立ちしたいという気持ちと、周りへの感謝をもっていれば
大丈夫だとおもう。
周りの中で生きていること、
関係の中で生きて、そしてその中で自分で在ること。
なくしたくないものがあっても執着はしないこと。
大きな流れの中で生きているのを体感すること。
誰かに語りかけるのは、必要最小限でいい。
わたしは何度も自分の立ち位置を見失ったけれど、
その度にきちんと立たせてくれる言葉をもらった。
その言葉に素直であること。
自分ひとりで頑固にならないこと。
今のわたしに言えることはこれだけ。
自分に生きてきた歴史があるように、
世界中の生きる人ひとりひとりに人生がある。
主観を大事にしながら、常に客観の中で生きていけたらいいな。
誰かを勇気づける言葉なんて持たない。
わたしはわたしの人生しか生きたことないから
人の気持ちなんて完璧に分かるはずがない。
わたしの言葉とあなたのきもちが重なったとき、
そのときは嬉しいと思う。
言葉を届かせたいのは
あなただけではなく、わたしだけではなく、
この透明な空間に生きるぽつぽつとした生き物たち。
朝の風のようにやわらかく生きていきたい。